文字 ホーム > 経済

発信時間： 2015-11-10 15:35:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の加工貿易は「量」から「質」への進化を成し遂げる。中央全面深化改革指導グループが9日に開いた第18回会議で、「加工貿易のイノベーションと発展を促進する若干意見」を審議・承認。世界バリューチェーンで、中国の加工貿易の地位向上を目指し、体制・仕組みの改革を加速するとともに、開放型経済に相応する管理体制を構築する。「貿易大国」から「貿易強国」への転換を目標に掲げている。

人件費の安さを強みにしてきた加工貿易は現在、大きな転換点を迎えようとしている。

中国海関総署（税関）の統計によると、今年1～10月で加工貿易の輸出入額は前年同期比で10.6％減の6兆2600億元だった。貿易額全体に占める割合は31.4％と、前年同期から0.9ポイント低下。うち輸出は8.5％減の4兆100億元で、輸出額全体の35％を占める。輸入は14.2％減の2兆2500億元と、輸入額全体の26.5％に相当する。

今年に入ってから、貿易額が全国上位の広東省と江蘇省で、一般貿易額が加工貿易額を上回る状況が起きている。こうした「逆転現象」は、ここ二十数年間で初めてという。

iphoneでもチャイナネット！

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く