両社はスマホ以外の事業でもぱっとしない。サムスンのCPU事業の昨年第4四半期の営業利益は2兆8000億ウォン。前年同期比3.7%の微増にとどまった。LGのテレビ事業は昨年同様に不振だった。2015年前半、LGのテレビ事業を担当する家庭娯楽事業部は赤字となった。
業績回復のため、両社は新たな収入源を模索している。サムスンは未来予測に基づいたヒントを提示し、未来のディスプレイは「透明、鏡面、自動車、柔らか」なものとなるとしている。一方のLGは、パナソニックを見習って自動車関連IT業務に力を入れることで、液晶テレビとスマホという両市場の長期低迷に対応する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月2日