さらに、中国経済は持続可能な、より均衡の取れた「質的変化」を成し遂げている。中国の消費の台頭をはじめ、こうした「質的変化」は世界経済にも貢献している。中国の15年GDPに対し、消費の寄与率がすべて66%を超えている。投資に代わって、消費が中国経済をけん引するもっとも力強い成長エンジンとなっている。
巨大で持続的な消費の需要は、より良い商品、より良いサービス、よりグローバルな体験を求めている。ここ数年、中国の消費拡大が世界を潤している。統計によると、15年の中国のワイン輸入額は前年同期比34%伸び、20億米ドルの大台を突破。今年の春節にも、中国人観光客の海外旅行や、海外でのショッピングによって、多くの国で年末商戦が2カ月も延長されている。
中国需要のけん引効果に加え、中国は様々な分野で世界に貢献している。より高品質の「中国製造」、より多くの「中国資本」、より優れた「中国プラン」。「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)、アジア投資銀行など、中国が掲げている「互恵・ウィンウィン、共同発展」の理念と実践は多くの国々に恩恵を及ぼしている。
中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月29日