リポートによると、外需低迷や一部の産業での生産能力過剰などの問題を抱えているが、中国は世界第2の経済大国として成長を維持する見通しだ。2016年の中国GDP成長率は6.5%となる見通しだが、中国政府が設定した目標の範囲内だとしている。
このほか、2016年の世界の主要工業国の経済成長率は1.8%を維持、2017年は1.9%に上昇すると予想。米国の消費と投資は外需の落ち込みの影響を受ける見通しで、ユーロ圏と日本の経済成長はやや改善に向かうとしている。
アジア開発銀行は1966年に設立され、本部をフィリピンの首都マニラに置く。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月31日