4月5日には香港証券取引所の李小加CEOが、香港側での「深港通」に関する技術的な準備は整ったと述べた。中央政府の導入発表後に、3~4カ月間の市場での試験運用を経て本格導入を目指すという。UBSも、監督機関は今年の第2四半期に「深港通」を開通するとの見通しを示した。下半期の始動を予想し、9月か10月になる可能性があるとしている。
「『滬港通』の運営経験があるため、技術的には問題がない。最近の首脳部の動きから見ると、『深港通』は年内に導入される可能性が非常に高い」と、著名エコノミストである宋清輝氏は語る。「『深港通』の導入は時間の問題で、開通すれば株式取引の相互乗り入れの範囲が一段と拡大し、A株と香港株にとって好材料となる」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月11日