資本投資の多様化
中国企業は「4.0時代」、世界のM&A取引の重要な駆動力となっている。その投資範囲は、産業チェーンの上流や下流にはもはや限られず、価値のあるあらゆる資産へと拡大している。
米国のスターウッド・ホテル・グループの買収争いで再び国際投資圏で名をとどろかした安邦の呉小暉・董事長は、中国企業の「走出去」は現在、単純な労働集約型産品の輸出から、資本と管理の輸出へとレベルアップしていると指摘する。
海外進出企業の多元化
海外進出する民間企業の割合は「4.0時代」、ますます拡大している。中国・グローバル化研究センターがこのほど出版した「中国企業グローバル化報告」によると、民間企業は中国企業の「走出去」の主力となり、ますます多くの民間企業が世界の価値チェーンのハイエンドを占めるようになっている。
データによると、2014年、中国の民間企業の対外投資は急成長を見せ、前年を295%上回り、同年の総投資案件数の69%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月13日