新たな勢力の発展
中国企業の海外進出の標的は「4.0時代」、ハードからソフトへと転換しつつある。万達や楽視などの企業のハリウッド進出では、映画館チェーンだけでなく映画会社の買収もなされ、文化産業の開拓が進められている。中国のソリューションやプラットフォームも海外展開し、阿里巴巴(アリババ)の通販プラットフォーム「全球速売通」(アリエクスプレス)はロシアやブラジルなどで人気を呼んでいる。華為や百度、騰訊(テンセント)などの企業は、東南アジアやインドなどの新興エコノミーのTMT(テクノロジー・メディア・通信)市場に投資し、関連技術標準の制定に参加するだけでなく、世界の技術革新プラットフォームにも勢力を伸ばしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月13日