独メトロの幹部は、「その現実機会に向けて、一帯一路の構築は中国一国のプロジェクトではなく、各国の共同プロジェクトだとの認識を持つことこそが重要だ」と述べた。
今フォーラムには、ドイツ鉄道(ドイチェ・バーン、DB)などの幹部らも出席し、次のように述べ強い期待感を示した。
「足元の中国にリセッション(景気後退)の兆しは見えず、引き続き中高速の経済成長を維持するだろう。中国政府は「十三五」(第13次5カ年計画期、2016-2020年)で、2020年までの5年間に年平均で6.5%以上の経済成長率を確保するほか、GDP(国内総生産)と都市部・農村部住民の1人あたり所得を2010年比で倍増させるとしている。この2つの大きな要因が、中国の将来の輸入製品需要が大幅に伸びるか否かを決定づけるだろう」。
「中国は沿線諸国とともに、国境を跨ぐ交通網と貿易ルートを構築している。インフラ整備での国際協力を進める上で、ドイツ鉄道は技術面でも実績面でも高い優位性を持っており、これらを十分に発揮することができる」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月25日
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