中国社会科学院経済研究所の研究員を務める劇綿文氏は、経済に存在する多くの有利な条件と大規模な市場が中国の主導権につながり、経済成長のエネルギー蓄積の基盤になるとの見方を示した。第1に、中国の農村建設や都市部投資にはまだ大きな余地があり、将来的に道路、水利、教育などの農村建設投資が強化され、都市化によって中国経済に巨大なエネルギーも注入される。次に、現在進められている「双創(創業とイノベーション)」、減税、費用引き下げが社会・経済の成長意欲を引き出し、経済の活力向上につながる。さらに、中国が国際市場との融合を引き続き拡大し、貿易を通じて経済成長を図る必要があると指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月25日