楽視のLeSEE
北京モーターショーに出展するIT企業の第1号として、楽視は自動運転、スマートネットワークなどの技術を融合させた初のコンセプトカー『LeSEE』を公開した。同時に、楽視と戦略提携関係を結んでいるアストン・マーチンは第2世代『Rapide S』を出展。安全性や人間と機械のコミュニケーション力などの面で大きく前進している。
自動車のスマート化がもたらす契機は、従来の自動車メーカーや自動車業界新参者のIT企業にとどまらず、部品メーカーにも訪れている。
米自動車部品大手のデルファイ・オートモーティブは自動車産業の構造転換・グレードアップにともなう新たな変化を実感している。同社中国エリア担当の楊暁明・総裁は、「自動運転の分野において、我々は多くの中国企業と密接に提携している。今後は中国市場に重点を置き、2020年には中国の自主ブランドメーカーからの売上高が全体の3分の1を占める見通し。デルファイ全体で製造の95%、原材料調達の80%以上が中国で行われる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日