イノベーションピーク期を迎える中国自動車産業

イノベーションピーク期を迎える中国自動車産業。 「イノベーション・チェンジ」をテーマとする第14回北京モーターショーが4月25日~5月4日に北京で開かれている。年内世界最大規模のモーターショーとして、今大会に14カ国・地域から1600以上の企業が出展。以前と比べ、今回の北京モーターショーはイノベーションの色合いが一層強まった。新エネルギー、スマート化、自動運転、省エネ・排出削減、新素材など、新技術、新モデルが相次ぎ登場。中国自動車産業のイノベーションは新たなピーク期を迎え、こうしたイノベーションが産業全体の構造転換とグレードアップを後押ししている…

タグ: 中国自動車産業

発信時間: 2016-04-28 15:29:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

楽視のLeSEE

北京モーターショーに出展するIT企業の第1号として、楽視は自動運転、スマートネットワークなどの技術を融合させた初のコンセプトカー『LeSEE』を公開した。同時に、楽視と戦略提携関係を結んでいるアストン・マーチンは第2世代『Rapide S』を出展。安全性や人間と機械のコミュニケーション力などの面で大きく前進している。

自動車のスマート化がもたらす契機は、従来の自動車メーカーや自動車業界新参者のIT企業にとどまらず、部品メーカーにも訪れている。

米自動車部品大手のデルファイ・オートモーティブは自動車産業の構造転換・グレードアップにともなう新たな変化を実感している。同社中国エリア担当の楊暁明・総裁は、「自動運転の分野において、我々は多くの中国企業と密接に提携している。今後は中国市場に重点を置き、2020年には中国の自主ブランドメーカーからの売上高が全体の3分の1を占める見通し。デルファイ全体で製造の95%、原材料調達の80%以上が中国で行われる」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月28日

 

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