土地市場は二線都市が一線都市を上回る傾向にある。中原不動産研究部のデータによると、4月の二線都市住宅の土地需要は明らかに上向いており、36の都市で供給された住宅地は10%増加した。一方の一線都市で4月に成約した土地はわずか11区画で、成約金額はわずか6億元だった。
「4月、住宅購入者は積極性を増していた。住宅購入者の一部は、二線都市でも引締め政策を採ることを心配しており、そのため取引も活発化した」。易居研究院シンクタンクセンターの主任研究員である厳躍進氏は、「5月の不動産購入者は引き続き積極性がある。成約規模は4月ほどではないが、依然として高水準になるだろう」と予測する。
克而瑞のアナリストである李春燕氏は、「第2四半期の不動産取引が第1四半期並みの水準になることはあり得ず、不動産価格は安定推移する」との見方を示す。
中国網日本語版(チャイナネット)2016年5月8日