シーメンス社の中華圏エリアを統括するロタール・ヘルマン(Lothar Herrmann)CEOは、石炭、鉄鋼などの従来型の産業からのモデル転換を果たしたルール工業地帯を例に挙げ、中国も多くの地域で同様の問題に直面しているが、中国の経済成長は量から質へ転換を進めており、市場における地位を継続的に強化していると指摘。ドイツ企業が中国に投資する上で、中国は知的財産権の保護や法的な保護、参入要件の面からみてもより良い環境を創出することが可能だと評価した。
中独経済技術協力フォーラムは20年の歴史があり、両国が幅広い分野にわたる経済技術協力を強化し、戦略的パートナーシップを強化する上で重要な役割を果たしてきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月15日