中国銀行国際金融研究所の梁婧研究員は、企業本業による収入が前年同期に比べて大きく増加すると同時に、コストの低下が続き、5月は収入100元当たりのコストが85.73元と、前年同期に比べ0.22元下がったと指摘。中国政府による安定成長、減税・費用削減などの政策効果が引き続き表れたとの見方を示した。
万里常安研究院の呉琦研究員は、インフラ投資の再増加と工業技術改良投資の大幅増で、製造業や電力、熱力、ガス、水の生産・供給などの産業構造調整効果が表れ、利益パフォーマンスが良かったと分析。なかでも製造業の増益率が12.5%で最高だったとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日