オンライン旅行事業の厳冬、大手がベンチャー企業を壊滅状態に

オンライン旅行事業の厳冬、大手がベンチャー企業を壊滅状態に。

タグ: オンライン旅行事業

発信時間: 2016-07-12 16:43:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

市場ではこれまで、週末旅行に特化した商品がなかった。週末旅行が専門的に開発されていなかったことから、インターネットの浸透率が低くなっている。

張氏はこのチャンスを見逃さなかった。2014年に市場進出を果たした「周末去哪玩」は北京を本拠地とし、事業開拓の道を歩み始めた。人海戦術で近郊旅行スポットとホテルの資源を確保し、それからこれらの資源を統合し、週末大型バスツアーや週末マイカーツアーなどの商品に変えた。

嗅覚の鋭いベンチャーキャピタルも、そのチャンスを目にした。「周末去哪玩」と「周末去哪児」は2014年下半期に、1000万元クラスのA輪融資を受けた。

しかし危険も迫っていた。

オンライン旅行大手・携程旅行網は2015年より、出発地からのツアー参加、目的地でのツアー合流、自由旅行、ホテル+観光地、遊学、日帰り旅行、チケット、現地の娯楽といった8大週末旅行商品への投資を拡大した。同社は「去哪児」を合併後、昨年11月に近郊旅行事業部を正式に設立した。

張氏は大手からの脅威に備えをしていなかった。張氏は昨年のインタビューで、創業チームが生き残ることができた原因について、次のように分析した。週末旅行に取り組むためには、その都市周辺を念入りに耕さなければならない。つまり近郊旅行市場に特化した創業者は、その都市に深く根を下ろすことができるため、大手の資源分散型の事業展開と比べると、一定の優勢を占めるというのだ。

この方針に基づき、「周末去哪玩」は都市を1つずつ攻略することを選んだ。張氏は北京からモデルの実現可能性を検証し、華東地区の現地でチームを発足した。

しかし張氏は大手の力を見くびっていた。

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