インターネット調査最大手の艾瑞諮詢(アイリサーチ)によると、2015年の中国EC市場の流通総額は22.7%増の16.4兆元、うちO2Oは38.3%増だった。足元のO2O市場規模は約8800億元だが、向こう3年で21.8%拡大、2018年に1.6兆元市場に成長する見通しだという。この2、3年間に中国では、アリババのような大手プレイヤーが新たな成長市場を求めてオフライン事業の強化に乗り出してきた。
同紙記者が件のスーパーに行くと、店員が来店者にアプリをダウンロードすればクーポン券やプレゼントがもらえるなどと盛んに勧めていた。ネット注文は今や売上高の半分を占めるまでになり、このスーパーは9月にも上海に2店舗目を構える予定だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月22日