新エネルギー車の好調は今後も続くか

新エネルギー車の好調は今後も続くか。

タグ: 新エネルギー車

発信時間: 2016-08-31 14:11:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

補助金の縮小は国家各部門で決められた既定の政策である。2016年の新エネルギー乗用車の補助金は2.5万元~20万元。2017年から2018年になると2016年より20%減額される。2019年から2020年になると、2016年より40%の減額となる。

ニールセンの最新調査では、2016年は新エネルギー車産業発展の曲がり角を迎える可能性が高く、今後は補助金の縮小と都市ごとでの割当額調整によって、電気自動車の販売数増加速度は減速すると予測している。

「政府の補助金政策は、企業を依存症にしてしまいやすい。企業をこれ以上強くする必要性はすでにない」と財政部経済建設司の宋秋玲副司長は述べる。「新エネルギー車の補助金政策を調整し、推薦車両目録に登録される企業と製品のハードルを上げていく。技術が先進的かつ市場認知度の高い製品が支援対象となり、そうでない場合は支援対象としない。そうすることで企業の技術進歩を速め、良い企業がさらに良くなるように促す」。

中国の電気自動車は現在、導入期から成長期に入った。それに従い、電気自動車の発展エンジンは政策によるエンジンからイノベーションによるエンジンへの転換期を迎えた。「補助金の縮小は、確かに政府支援政策からイノベーション促進への転換を示している。補助金は徐々に縮小されるが、そのぶん政府は研究開発への支援を増やすべきである。バッテリーやキーデバイス、電気制御技術、軽量化、スマート化でのボトルネック部分を打破するための支援に資源を集中すべきだ」と陳清泰氏は述べる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月31日

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