鉄鉱石、原油、鋼材の輸入量は、前年同月比でそれぞれ18.3%、23.5%、8.4%増加。大豆の輸入量は1.5%増、穀物は37.9%減と引き続きマイナス成長だったが、減少幅は前月より大きく縮小した。このほかプラスチック原料、パルプなどの輸入量も回復した。
連平氏は、「国内要因から見ると、鉄鋼、アルミ、セメントなどの産業は、生産能力削減の強化が鉄鉱石、金属原料、原油などの輸入増に影響した一方で、インフラ投資の急成長がある程度輸入の底上げにつながった。また、経済構造のモデル転換、成長安定化措置の強化、貿易促進策などが奏功し、消費財、品薄製品、重要資源製品の輸入需要が増えている」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月9日