アジアと欧州を結ぶ情報スーパーハイウェイ構想がこのほど具体化される見通しとなった。
新疆ウイグル自治区のウルムチ市で開催中の第5回中国-アジア・欧州博覧会に合わせて開かれた「アジア・欧州情報スーパーハイウェイ相互接続フォーラム」で21日、中国、ロシア、パキスタンなど関係8カ国15社の通信キャリア間で「ウルムチ宣言」が締結された。
シルクロード経済ベルトの沿線国間を光ケーブルなどによる高速通信回線で相互接続(インターコネクト)し、アジアと欧州を結ぶ情報ハイウェイの早期構築をめざす。
専門家は、こうした「デジタル・シルクロード」の構築には、域内の通信接続というボトルネックを解消しなければならないと指摘する。