富士通は主に法人向けIT(情報技術)システムの構築サービスとともに、パソコン販売も手がけ、この分野には競合メーカーはいなかった。日本国内のパソコンメーカーの関係者によると、「レノボはこの分野に魅力を感じたのだろう」という。
報道によると、日本市場は新興国市場の販売価格に比べ割高なため利益が出やすく、シェアも40%以上と優位性が非常に高い。レノボの今後の課題は、モバイル事業の不振挽回、AR(拡張現実)、ゲーム、クラウドサービス、人工知能(AI)、すべての製品が相互接続するモノのインターネット(IoT)などを通じて収益体制を構築することだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月10日