9月末時点で、中国恒大の今年の不動産販売額は累計2805億8000万元と、昨年の年間実績2013億元に比べ39.4%の大幅増だった。わずか9カ月間で、業界の年間販売額の過去最高記録を上回った。上場以来、中国恒大の業績は毎年順調に高い成長率を保ち、販売額は7年足らずで約9倍増となった。
業界では、中国恒大の物件が突出して強いのは、高い品質、高いコストパフォーマンスのほか、先見的な戦略、集中型企業管理、業務の標準化、強大な実行力を持つチームなどがしっかりと支えているためとみられている。
別の統計によると、中国恒大の1-9月の不動産持分販売額は2668億1000万元とトップで、第2位の万科を774億4000万元上回った。業界では、持分販売額が実質的な販売実績を反映しており、客観的にデベロッパーの真の実力を示すとみなされている。中国恒大の持分販売額がトップとなり、さらに万科企業など他社との差を広げたことで、業界トップのポジションはますますはっきりとしてきた。