若年層の流動人口率は上昇を続けているが、その平均年齢は高くなっている。2013年に調査した際の建設業や商業に従事する流動人口のうち、1980年以降に生まれた若年層は48.8%、そのうち90年代以降生まれが11.2%だった。
一方、流動人口の平均年齢は全国的に高くなっている。2013年の流動人口の平均年齢は27.9歳だったが、2015年には1.4歳上回る29.3歳だった。
2015年の流動人口の平均月収は4598元で、2013年と2014年と比較してそれぞれ34.0%、19.0%上昇した。
被雇用者の平均月収は4031元で、2013年の3133元から大きく増加した。そのうち、男性被雇用者の平均月収は4504元、女性は3441元だった。農業戸籍の被雇用者の平均月収は3705元、非農業戸籍は5697元だった。
人口流出は、明らかに世帯収入に貢献している。同報告によると、流出した家族を持つ世帯の平均年収は18414元で、そうでない世帯の4998元を大きく上回っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月21日