【4】第4四半期も経済統計の改善が続き、年間成長率は目標レンジを維持する可能性が極めて高い。
スタンダードチャータードは、8月、9月の中国マクロ経済統計について改善が続いたと指摘。投資、なかでも民間投資が改善したことは、経済の安定傾向が明らかで、ハードランディングのリスクが非常に低くなったことを示す。今年下半期の中国GDP成長率は6.9%に上昇し、年間経済成長率は6.8%の高水準を維持する可能性が極めて高いと予想する。
オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴューは、中国の適度に緩和的な金融政策が経済成長を促したとし、今年のGDP成長率は6.5-7%の間の成長目標を実現できる見通しだと指摘した。
シンガポールUOB銀行は、中国の第4四半期経済成長見通しについて比較的楽観できるとし、第4四半期は引き続きサービス業が成長をリードするとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月31日