世界の産業用ロボット需要急増 日本メーカーが積極展開
世界の産業用ロボット需要急増 日本メーカーが積極展開。
タグ： 世界産業用ロボット
発信時間： 2016-11-08 14:01:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ファナックが生産能力を増強する理由は「オートメーション化ブーム」だけではない。従来の大口顧客は日系や米国系の自動車メーカーだったが、今は欧州でもビジネスチャンスが増えてきた。
欧州に商機を見いだしたのは、ロボットでファナックと雄を競う安川電機も同じだ。同社は10月、30億円を投じてスロベニアにロボット工場を建設すると発表。2018年9月に稼働し、月産300台を予定する。同社の村上周二専務執行役員は、十分な市場があり、まずは自動車向けの体制を強化したいとの考えを明らかにした。
ロボット需要は自動車に限らない。川崎重工業は日本国内で約100億円を投じ、半導体向けクリーンロボットの生産能力を1.6倍に高める。川崎重工業はこのロボットで世界シェア50％を握っており、IoT（モノのインターネット）技術の広がりで増える半導体需要を取り込む意向だ。また、中国の重慶市にも工場を建設し、食品製造や電子部品の組み立てなど細かい作業が可能なロボットの生産を始める。
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