2015年10月29日に全国的2人っ子政策が示され、2016年1月1日から「人口計画出産法」の改正と2人っ子政策の実施が正式に開始された。北京市衛生計画出産委員会はかつて、2人っ子政策が全面的に開始されてから同市では出産数が大幅に増加し、新生児は30万人以上になると予測している。
王培安氏は「この1年で出産支援政策の体系が整ってきた」と述べた上で、計画出産統計、入院分娩統計、各省の出生人口、妊娠状況資料などから総合的に判断したところ、2016年の新生児人口は1750万人超となると予測する。これは2000年前後の規模であり、2人っ子政策がもたらす増加予測と基本的に一致する。
2010年以降、中国の出生率は1.54~1.64の間を前後してきたが、2人っ子政策が全面的に実施されて1年近くが経つも政策の浸透には一定の期間がかかると想定すれば、「第13次五カ年計画」期間の出生率は1.8前後になると予想される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月28日