「しかし、それがちょうど今後の経済成長の源泉になる」と宋氏は分析する。先進国の経験から分かることは、R&Dの投入と強化が企業の生産効率に大きな貢献を果たしているということである。しかし現在の中国企業の生産効率においてR&Dの貢献率はまだ低い。言い換えれば、R&Dの効率を高めることができれば、今後の中国経済成長を大きく後押しする作用をもたらす。
同時に宋氏は、中国経済が現在直面する問題点も指摘する。ある予測によると、中国経済の資本と労働力が大企業に流れているが、これは注目すべき現象だと指摘。「また中国の地方融資プラットフォームの債務増加も注目しなければならない問題だ」と述べる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月14日