国家統計局局長、中央経済活動会議の6つの重要方針を解説

国家統計局局長、中央経済活動会議の6つの重要方針を解説。

タグ: 中央経済

発信時間: 2016-12-19 15:43:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【4】新たな発展への理念を徹底する

会議では、新たな発展理念を確立し徹底する方針が示された。寧局長は、「これは来年の経済活動を円滑に進めるうえでの重要な指導方針だ」と指摘。科学技術を生産の軸とし、イノベーションを発展の原動力とする。イノベーション主導型の発展戦略を進め、大衆創業・万衆創新を促す。

科学技術のイノベーションが引き続き主要政策となる。中国経済の実情から見て、近年はR&D(研究開発)への投資が速いペースで増加している。中国全体のR&D投資はすでにOECD諸国の平均水準に到達。内訳は企業が80%、政府が20%と、企業が技術革新の主体となっている。

制度革新も同様に重要だ。会議は来年の改革について、行政管理体制、国有資本・国有企業、財産権保護制度、財政金融制度、養老保険制度などの改革について全面的に手順を策定している。いずれもイノベーションを中心とする新たな理念が来年の経済活動で指導的な役割を果たすことを示している。

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