日系高級車はブランドイメージだけでなく品質面でも問題が生じている。国家品質監督検査検疫総局が発表したデータによると、輸入車のみを販売し、信頼性を売りにしてきたレクサスは2016年、中国市場で283,412台のリコールを行った。これは同年における中国市場販売数の2.6倍にあたる。このような大規模リコールは、レクサスの品質管理が以前とは異なることを反映している。いうまでもなくインフィニティやアキュラも同様の問題が発生している。
また、レクサスの冷淡な消費者クレーム対応も注目に値する。「中国経済網」はかつて、トランスミッション問題でクレームをつけたレクサスNXのオーナーを取材したことがある。多くのオーナーがトランスミッション問題に懸念を持ったが、同社はそれに対する回答をしていない。
遅いモデルチェンジ周期と中国生産