国連安全保障理事会、「一帯一路」支持の決議を採択

国連安全保障理事会、「一帯一路」支持の決議を採択。

タグ: 一帯一路

発信時間: 2017-03-21 17:40:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「国連の新たな決議はインドを危機に陥れる」。インドの『ヒンドゥスタン・タイムズ』は18日、ウェブサイトにこのようなタイトルの記事を掲載し、国連安全保障理事会(安保理)が先週末に中国の「一帯一路」を支持する内容を含む決議を初めて採択したことを伝えた。中国・パキスタン(中パ)経済回廊は「一帯一路」のフラッグシッププロジェクトとなるが、インドが自国領土と主張するカシミール地方を通過するため、インドが中国の提唱に賛同すれば、自国の「核心的利益」を放棄することになるとの見解を示している。

インドメディアが伝えたのは、アフガニスタン問題に関する第2344号決議だ。現地時間17日に安保理は賛成15票で採択。これによって、国際社会へアフガニスタン支援のコンセンサスを呼びかけ、「一帯一路」建設など地域経済協力の強化を通じ、各方面に「一帯一路」建設に向けた安全保障環境の提供や発展政策・戦略の連動強化、相互の実務協力推進などを促す。

パキスタンの『ザ・ニュース・インターナショナル』の19日報道によると、第2344号決議は「一帯一路」建設の重要性を強調すると同時に、「トルクメニスタン-アフガニスタン-パキスタン-インド石油管プロジェクト」、「中央アジア・南アジア送変電工事」や、アフガニスタン、インド、イランが共同で進める「チャバハール港プロジェクト」などがアフガニスタン問題の解決を大きく進める可能性を認めている。

一方のインドメディアは、今回の決議が「一帯一路」を支持したことのみを注視している。『ヒンドゥスタン・タイムズ』は、安保理の決議が全メンバー国に関連プロジェクトの進展を支持するよう呼びかけているが、仮にインドが中国の「一帯一路」構想を受け入れれば、カシミール地方の領土権を放棄することになると指摘した。

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