築地市場の移転問題、都民の神経を逆撫でする問題続出

築地市場の移転問題、都民の神経を逆撫でする問題続出。

タグ: 築地市場

発信時間: 2017-03-30 17:45:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

さらに深まる闇 にっちもさっちもいかない東京都

事の真相を知るため、東京都議会百条委員会は今月20日、豊洲市場への移転を決めた当時の石原慎太郎元知事を証人喚問した。しかし、石原元知事は「記憶にない」、「専門家じゃない」と責任逃れの返答を繰り返した。また、東京ガスとの用地買収交渉についても、「浜渦武生元副知事に一任していた」と答えるにとどまった。石原元知事の陳述により事の真相が明らかになるどころか、逆にメディアや国民に不満を覚えさせ、失望させるものだった。石原元知事は肝心なことになると、「知らない」、「記憶にない」とけむに巻き、明らかに責任逃れをしていると傍聴者たちは批判した。

築地市場で水産品の卸売をしている山崎さんは、「地下水の汚染問題から用地買収の内幕まで、問題が次々に明るみになり、豊洲市場のイメージは完全に悪くなっている。近日中に移転するのは無理だろう。過去の責任を追及することも大切だが、市場の将来にもっと目を向けるべきだ」と訴える。

「日本経済新聞」の報道によると、専門家会議は、地下水の有害物質は基準値を超えているものの、アスファルトなどで遮断されており、「地上は安全」と結論づけている。しかし、小池知事は、「数値が良い数字ではない。非常に重く受け止めていかなければならないと思っている」と語っている。築地市場の移転問題において、東京都は進むことも後戻りすることもできない窮地に陥っている。

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