アメリカを再び偉大なものにすると言ったトランプ大統領の気持ちが、今では理解できる。彼は確かに正しい。コンピュータ分野でアメリカの技術は欧州の何光年先も行っている。しかしそれは欧州に対してであって、中国ではない。
具体的に言うと、巨人同士の争い、そしてアメリカと中国の争いが始まっている。つまりアメリカのプロセッサの代表であるインテルと中国の江南計算技術研究所の神威の争いである。
さらには、ファーウェイがサーバ「KunLun」や「FusionServer」を発売するに伴い、他の中国企業もAMDとインテルの地位を揺さぶり始めた。ファーウェイとインテルは技術協力関係にあるのを忘れてはならない。インテルのDNAを持つファーウェイは、現在、インテルから脱却する準備をしている。コンピュータ分野を一人で泳ぎ回ろうとしているのだ。
欧州はコンピュータ分野で取るに足らない成果しか残せていない。アメリカのプロセッサを使ってやっとこの程度なのだ。コンピュータ分野において、欧州の技術は大したものではない。ドイツと欧州にとって屈辱的だ。コンラート・ツーゼ氏が残した優位性と偉大な遺産を浪費してしまったのだから。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月6日