中国科学院:小惑星での採鉱、10年以内に実現可能

中国科学院:小惑星での採鉱、10年以内に実現可能。

タグ: 小惑星 中国科学院 採鉱 

発信時間: 2017-05-10 17:01:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国科学院に在籍し、中国で有名な宇宙飛行船の総合プランナーで情報処理の専門家である葉培建氏は5月8日、小惑星の資源開発は今後必ず、宇宙開発の方向性の1つとなるとした上で、「やろうと思えば中国は、10年以内にプロジェクトを実行できる。大規模な小惑星採鉱は、50年程度で実現できる」と述べた。

「科技日報」の記者はこの日、中国航天科技集団の五院で行われた小惑星探索学術報告会に出席した。小惑星、特に地球のそばを周回する小惑星が、近年において最も価値のある宇宙探査目標の1つであることが分かった。「五院月および宇宙探査分野弁公室」の技術担当である黄江川氏は、「第14期五ヵ年計画の期間に中国は記念碑的な小惑星探査を行うべきだと私は思う」と語る。

葉培建氏は研究会において、「小惑星の軌道特性や物質特性などを利用すれば、開発の可能性は多様なものとなる。たとえば小惑星に含まれる希少金属含有量は地球の数倍に達し、価値は10兆ドルになるだろう。小惑星全体を巨大宇宙船とみなして開発することも可能だ。現在、主に資源開発のプラットフォームや惑星間航行のプラットフォームを検討している」と述べる。

資源開発プラットフォーム案というのは、小惑星を捕獲し、制御可能なものとする。その後ロボットや人間によって資源を採掘し、小惑星にある希少資源を持って地球に帰還する。または直接小惑星の鉱物資源を利用し、宇宙建設を推進することなどを指す。

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