だが中国での第2陣営ブランドの競争は、すでに10万台のハードルを目標にする量の競争から、ターゲットとする消費者を目標にするブランド力の競争へと移り変わっている。
ボルボアジア太平洋地域の袁小林総裁兼最高経営責任者(CEO)は、「製品のラインナップとバージョンアップのペースが販売量の多い少ないを完全に決めるわけではないが、影響を与える非常に重要な要因であることは確かだ。90シリーズのラインナップは完成したが、ボルボは今後も毎年新車2台のペースで新製品を投入し、中国で60シリーズ、40シリーズのラインナップを充実させていく」と話す。
インフィニティとレクサスも今年の上海モーターショーの前後に、新ブランドのコピーを相次いで発表した。レクサス中国の江積哲・執行副社長によると、「レクサスはライフスタイルブランドを目指す」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月18日