「一帯一路」構想は、様々な国と国民が相互連結するために、適切な考え方と手段を提供した。その趣旨は、「陸、海、空、ネット」が4つが一体となる「ハードの連結」と、政策、規則、基準の3つが一体となる「ソフトの連結」によって、資金、技術、情報、製品、産業、人材の世界範囲での大流通を実現すること。そこには、道路や鉄道の建設という範疇を大きく超え、政策コミュニケーション、円滑な貿易、資金融通、民心疎通の促進も含まれる。「一帯一路」建設を和平の道、安定の道、発展の道、繁栄の道として、各国の国民に一様に恩恵をもたらすようにしなければならない。
この連結は、開放を意味し、開放がチャンスを創造する。連結は、包括を強調し、包括は分裂に打ち勝つ。連結は、共通点の模索を重視し、共通点はパートナーシップの基盤を拡大する。連結は、相互学習・相互観察に役立ち、相互学習・相互観察は全ての人をさらに良く、強く、立派に変えることができる。連結は、互恵・ウインウインをもたらし、ウインウインがあってこそ長続きする。連結は、矛盾と苦境からの脱却につながり、世界的な和平の赤字、発展の赤字、ガバナンスの赤字を手を取り合って解決するためには避けて通れない道になる。
中米関係について崔・大使は、習近平国家主席とトランプ大統領が米マー・ア・ラゴで歴史的な会談を行い、その成果が中米両国の相互連結を促進したことにあると強調した。