買収費用が高くついても問題ない。クリンガン氏は、「世界の金融投資家は1兆5000万ドルの活用されない資金を持ち、それをしっかり活用したいと考えている」と述べる。低金利であることから数十億ドルの融資ですら容易に負担できるのだ。
「フォーカス」誌によると、中国の買い手は現在、ドイツで高額の買収取引を行っている。アーンスト・アンド・ヤングによると、2016年に中国人による投資は約2倍に増加しており、株を所有する企業は300社を超すという。ロバーツ氏は、「中国の買い手はすでに足場を固めている」と述べる。「かつての彼らはその会社に興味があると述べるだけだったが、現在では彼らがその会社を買うようになっている」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月27日