中国でビッグデータ産業が発展 市場規模は1兆元に拡大へ
中国でビッグデータ産業が発展 市場規模は1兆元に拡大へ。
タグ： 中国産業
発信時間： 2017-06-01 10:48:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国際ビッグデータ産業博覧会が5月26日、貴州省貴陽市で開幕した。博覧会の開幕式には、中国の阿里巴巴（アリババ）集団・会長の馬雲氏、百度（バイドゥ―）・CEOの李彦宏氏、鴻海（ホンハイ）・董事長の郭台銘氏、米国のクアルコム・社長のデレク・アベール氏、アップル・副総裁の戈峻氏などが出席。外資系約30社を含む300社以上の代表が一堂に会した。
中国政府は先ごろ、2020年までにビッグデータ関連の市場規模を現在の3倍に拡大し、金額にして1兆元にすると発表した。貴州省はビッグデータ産業の核になると期待されている。貴州省の1人当たり国内総生産は全国で下から3番目にとどまり、中国政府は貴州省の貧困問題の解決に力を入れている。そのカギとなる政策は、ビッグデータを利用した貴州省の振興だ。
中国工業・情報化部の苗圩・部長は開幕式に出席し、中国政府首脳からの祝辞を読み上げた。そのなかで、デジタル経済が経済成長の新たな原動力としての役割が次第に大きくなり、貴州省がこの発展トレンドに自発的に順応し、ポジティブな成果を得たと指摘。IT各社の責任者が、政府の先導する道に沿ってビジネスチャンスを探す姿勢をみせているとの見解を示した。
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