国電電力も、2017年6月2日に支配株主の中国国電集団から、自社に関する重大事項が計画されており、そこには大きな不確定性が存在する上、関連当局の認可を得る必要があるという内容の通知を受け取った。この開示情報以外に、自社が開示すべき情報は無いとしている。
中国神華と中国国電の再編が成功すれば、総資産1兆8000億元を超える巨大企業が形成され、その規模はすでに再編された宝武集団や五砿集団、中国神車、中国神運などを大幅に上回る見通しだ。
実際に、石炭と電力分野に関する再編のニュースが続いている。昨年7月21日にあるメディアは、神華が中広核との合併を探っていると報道。今年3月には中国神華と、4大発電グループの一つ、大唐発電の再編のうわさが再び伝わったが、これらのニュースはいずれも否定された。