同記事によるとこの鉄道は、1世紀以上前にイギリスによって建設され、ビクトリア湖と港湾都市のモンバサをつなぐ“クレイジー鉄道”の一部に取って代わるものである。ケニア鉄道によれば、この新鉄道は首都のナイロビとモンバサ間を10時間余りから4時間に短縮することができる。同鉄道はケニアの内陸の隣国――ウガンダ、ルワンダ、南スーダンとモンバサをつなげるプロジェクトの第1弾となるものである。
AP通信はまた、中国は一帯一路構想のひとつとして、多くの対アフリカプロジェクトを持つと報じる。一帯一路は中国最大規模の対外構想であり、港湾や鉄道、インフラに対して巨額の投資を行うものである。ケニアのケニヤッタ大統領は、5月初旬に中国で開催された「一帯一路国際協力サミットフォーラム」に参加した指導者の1人でもある。ケニアは、一帯一路構想が貿易に好影響をもたらすことを期待している。ナイロビの投資アナリストは、「この鉄道で著しい経済効果が生まれることを期待している」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月6日