中国は、マレーシア最大の貿易パートナーで、第1の外国投資家となった。マレーシアのナジブ・ラザク首相は昨年11月に訪中から帰国する際、340億米ドルに上る協定を持ち帰った。そこには、中国海軍の艦艇4隻の購入協定も含まれる。
マラッカでは多くの人が中国からの投資と観光を歓迎しており、海辺の埋立地ではいくつかの商業・住宅プロジェクトが建てられている。
不動産管理業を営むヨージン・リーさんは、「これはウインウインで、中国は隣国を助けている」との見方を示した。旧市街で画廊を経営する芸術家のチャールズ・ジャンさんは、中国式の発展は非常に歓迎されていると説明。「私は、多くの人がマラッカの大規模プロジェクトに大きな興奮を感じていると思う。人々は、中国のような大国がマラッカのような小都市に投資・開発を行うことを誇りに思っている」と話す。
マレーシアで昨年11月に行われた調査結果によると、80%近くのマレーシア人は、中国が同国でポジティブな影響を及ぼしたと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月12日