生鮮Eコマース、物流戦線に異状あり

生鮮Eコマース、物流戦線に異状あり。

タグ: 生鮮Eコマース,利益,物流コスト

発信時間: 2017-07-15 09:51:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

投資家が評価するのは消費市場のポテンシャルである。徐正氏は、「1980年代生まれや1990年代が消費者の主流になるにつれて、SNSや越境Eコマース、お母さん向けEコマース、生鮮Eコマースなどの分野に変化が生じている」と述べる。生鮮食品の消費者の大部分は女性で、「毎日優鮮」は購入前、購入中、購入後の3つの重要ポイントで女性の購買行為の特徴を分析している。その結果、「6種類のキュウリ、5種類のジャガイモから選ぶのに比べ、女性はスカートを選ぶのに時間をかけたい」ことが分かった。これに基づき、同社は60人あまりのバイヤーチームを結成し、より高品質の生鮮食品をユーザーが選べるようにしている。 

徐正氏の判断が正しいことは、事実が証明した。2016年、「毎日優鮮」の売上高は前年比で500%増となった。月間アクティブユーザーの数が生鮮Eコマース業界で1位となり、北京地域でまとまった利益を上げることができた。 中国Eコマース研究センターが発表した「2016年度中国ネット小売市場データ観測報告」によると、2016年の国内生鮮Eコマース総取引額は約913億元で、前年比で80%増だった。2017年の市場規模は1500億元に達する見込みだ。 

しかし失敗者が後を絶たない。2013年1月、資金繰りに窮した生鮮Eコマースの「優菜網」は譲渡を発表した。2013年5月、永輝スーパー傘下の「生鮮食品サイト「半辺天」は100日足らずで閉鎖に追い込まれた。2016年4月、「美味七七」が資金繰りの目途が付かず営業を停止した。

コスト高で利益を出しにくいビジネス 

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