同社と上海電影股份有限公司という2大国有映画企業は昨年8月、10日間内に相次いで上場した。国有映画企業と資本市場のつながりが深まった。また新興民間映画企業が殺到し、中国映画産業の重要な支柱になっている。アリババ、テンセント、百度などのIT企業が映画制作部門を設立し、インターネットの要素を映画産業と融合させている。
統計データによると、中国映画創作・生産分野の投資主体は2000社弱に、ベンチャーキャピタルを継続可能な主体は500社以上に達している。これは今世紀初頭、国有映画企業を基本主体としていた単一的なモデルを力強く変えている。2012−16年に毎年平均700作品が生産・上映され、2016年には772作品に達し、生産量で世界3位となった。
中国映画市場はこの5年間に渡り安定的で健全な発展を続けており、映画興行収入は毎年平均100億元のペースで増加し、世界映画市場発展のメインエンジンになっている。2016年の全国映画興行収入は計492億8300万元で、2012年比で188.66%増となった。