ただ、報道によると、バルカン地区の官僚は、ブリュッセルからこうした活動に必要な資金を取得するだけで1年という長い時間がかかると言って、繁雑な手続きに愚痴をこぼす。ポイントとなるのは、セルビア大統領は同計画を支持しているが、アルべニアは意見を保留し、このインフラ計画に加え、地域共同市場がEU加盟の条件になることを懸念していることだ。セルビアについては、長きにわたり最も協力的な支持者のロシアとドイツなどのEU加盟国がいずれも、セルビアが資金を得たければ執政スタイルを変える必要があるとの見解を示している。
そして今、中国も出てきた。不安定なバルカン地区で中国は比較的新たな力となる。中国はセルビアにとって非常に魅力的で、これまでに中国は橋梁や高速道路、鉄道の建設資金としてセルビアへ約55億ユーロを貸与した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月18日