中国ネットサービスの両雄といえるアリババとテンセントホールディングスの勢いも凄まじい。アリババのフリーキャッシュフローは1兆円前後とされる。積極的な買収を通じて成長を実現させ、現在の市場価値はトヨタの倍以上となっている。
中国とアメリカ両国には及ばないものの、欧州市場も新陳代謝が見られる。ドイツ市場のランキング首位で、政府が提唱するインダストリー4.0を率先するSAPは、ソフトウェアの面からIoTを支え、急速な発展を遂げている。
翻って日本企業の場合、4位のソフトバンクグループが孤軍奮闘するのみだ。未来を背負うIT企業は少なく、その結果、日本の株価は足踏みすることになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月18日