多くの人々が建設を待ちわびている。鉄鋼、銅、アルミ、セメントなどの需要は非常に大きなものとなる。未来の評価がもたらすチャンスを、エコノミストたちが夢想し始めた。シティバンクは、最初の5年間の投資額は650億ユーロと見積もる。モルガンスタンレーは、ここが700万都市になるとした上で、今後10年間の最大投資額は3000億ユーロに達すると予測している。
面積は巨大。課題も少なくない。しかし、大型建築プロジェクトをうまくやり遂げる方法をすでに中国は身をもって知っている。特に雄安新区は、普通の都市プロジェクトとは異なるのだ。
先述のベルト氏が世界銀行に従事していたころ同氏は、中国政府が珠江デルタの漁村に人口200万人の都市を作る計画があるのを聞いた。当時の彼は不可能だと笑った。現在、深圳には1200万人が生活しており、中国テクノロジーのショーウインドーに変わっている。そこからベルト氏は「反証ができない限り、中国人の言葉を軽く見てはいけない」という教訓を得た。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月22日