劉小川氏は、供給側改革と中国経済モデル転換・高度化のプロセスにおいて、国有企業が重要な役割を担っていると指摘。「社会資本は、回収サイクルが長い基礎的な研究・開発に資金を多く投じようとしないが、国有企業は、経済構造の最適化のプロセスをリードすることができる。また、国有企業は、比較的強い実力を持ち、イノベーションの試行錯誤を受け入れる能力も高いため、モデル転換の経験を探ることが可能だ。ここ5年の改革の流れが続き、国有企業の位置づけが合理的に調整され、国有企業ガバナンスの最適化が進むにつれ、国有企業が中国経済の発展により大きく貢献するようになる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日