エネルギー科学者によると、大自然が人類にもたらすエネルギー資源は想像をはるかに上回り、今後も採掘が可能な資源は多いという。
乾熱岩は、新鮮な名称が人々の目に付き始めた。地熱エネルギーの一種として乾熱岩は、巨大な資源量、広範な分布、ほぼゼロの排出という特徴があり、熱エネルギーの連続性に優れ、大きな商業的価値を持つ。最近、中国は青海共和盆地の深さ3705メートルで摂氏236度の高温良質な乾熱岩体を掘り当て、乾熱岩探査の大きなブレークスルーを果たしている。
張大偉氏は、世界的に乾熱岩の定義は様々だが、中国が独自で「乾熱岩探査技術要求」を編集していることを明らかにした。現在、中国の乾熱岩とは、摂氏150度を上回り、深さ6000mより浅い場所にあり、内部に流体が存在しない、もしくは少量の地下流体にとどまる高温岩体を指す。計画によると、2020-2030年度に中国の乾熱岩は商業化を実現する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月18日