第19回党大会開幕 世界はこうみる

第19回党大会開幕 世界はこうみる。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)が18日、北京の人民大会堂で開幕した。正念場と目される時期に開かれる党大会だけに、世界がその行方に注目している…

タグ:中国経済

発信時間:2017-10-18 16:09:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国問題に詳しいスペインの専門家、フリオ・リオス氏は、「十九大」が近年の中国共産党にとって最も重要な政治イベントと位置付けられる理由について、「足元の中国が現代化プロセスにとってカギとなる段階にあるからだ」と指摘する。

 

 ■十九大、世界情勢に影響

 

 世界は今、「平和の赤字、発展の赤字、グローバルガバナンスの赤字」という3つの赤字を抱えており、全人類にとって深刻な問題となっている。特に、ポピュリズムと反グローバル化の動きが広がっており、一部の国の政策に大きな影響を与えている。世界的に不確実性が高まるとともに、新たなリスクも生まれている。

 

 こうしたなか、国際的な論調をみると、「十九大」は世界の政治、経済、安全保障に重大な影響を及ぼすとの見方が広がってきている。国際社会は、中国が世界のために継続的にプラスのエネルギーを貢献し、世界をより素晴らしい未来に向かわせてくれることを期待しているのだ。


 エジプト紙アル・ワフドの編集長、アデル・サブリ(Adel Sabry)氏は、「中国には今後とも、中東・アフリカ諸国との政治的な結びつきを一段と強める外交政策をとってほしい」と希望する。

 

 イスラエルの中国メディアセンターの創業者で主任を務めるアレキサンダー・ペブツナー(Alexander B.Pevzner)氏は、「イスラエルを含む世界中の国が中国経済の一段の発展を望んでいる」とした上で、中国の安定と繁栄は全世界に恩恵をもたらすとの見方を示した。

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