前回の「十八大」(中国共産党第18回全国代表大会)以降、中国は積極的にグローバル・ガバナンス体制の構築に関わり、国際秩序とグローバル・ガバナンス体制をより公正かつ適正に発展させるべく推進してきた。
革新、調和、グリーン、開放、共有の5つの発展理念を掲げ、世界の国々が成長を探る上で参考に資する思想を提供してきた。「一帯一路」、「人類運命共同体の構築」、「共同ビジネス、共同建設、共有」 という理念は相次いで国連決議に盛り込まれ、国際社会に広く受け入れられることとなった。
ケニアのユナイテッド・ステイツ国際大学ナイロビ校のマチャリア・ムネネ教授は、「中国は今や平和と安定を維持する上で重要な力を持っており、責任ある大国としてイメージを国際社会において確立した」との見方を示した。
「中国共産党はこれまでにない新しい理念と思想、戦略をもって、世界のために新たな未来を切り拓く」――これが「十九大」後の中国に対する世界の期待といえよう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月18日