記事によると、ルーブルと人民元の(米ドルを通じない)相互決済プラットフォームの構築は、国際金融システムにおける最も重要な変化の1つである。このニュースは当然、ウォール街の銀行にとって好ましくないものだ。彼らは1944年から今日まで、主導的地位にある米ドルシステムで仕事をしている。
実際、上述の措置が持つ意義は、中露貿易における為替リスクの低減だけにあるのではない。両国貿易は早い時期から米ドルによって決済してきた。しかし今後は、米ドルに頼らない新たな準備通貨エリアの構築ができるのだ。中国とロシアおよび「新シルクロード」上にある他のパートナー諸国の貿易において、現地通貨で直接決済するための最新の一歩となる。生命力のある、米ドルを代替する準備通貨の構築の礎になるものである。
中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月27日