マクドナルド(中国)有限公司は10月12日、社名を「麦当労」から「金拱門」に改名すると発表した。この情報が伝えられると、新しい名前にブーイングが殺到し、ネットユーザーからは「金拱門に巨無覇(ビッグマック)を食べに行こう」などの冗談の書き込みが見られた。
マクドナルド中国は、社名変更は許可証の関係によるもので、日常業務に影響はないとした。社名変更は経営権が交替したほか、「現地化」戦略の進展によるものでもある。
「店舗は改名せず、ロゴも変更しない」 改名は経営権交替の一部
マクドナルド中国の改名は経営権交替によるものである。今年1月、中信股フェン、中信資本、カーライル・グループはマクドナルドの中国本土・香港業務の20年の特許経営権を買収した。買収額は20億8000万ドルとされている。
今年8月8日、マクドナルドは中信股フェン、中信資本、カーライル・グループとの取引を終え、新会社はマクドナルドの中国本土・香港業務を運営・管理すると発表。これは、中信系列がマクドナルド中国の経営権を取得したことを意味する。今回の「金拱門」への社名変更もマクドナルドの中国本土・香港業務の経営権交替の一部である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月27日