同年、中国は2回目となる対中南米政策白書を発表し、中国と中南米間の経済・貿易関係について、貿易・投資・金融の3分野の協力関係の強化に軸足を置く方針を示した。
中国社会科学院中南米研究所の岳雲霞研究員は、経済日報・中国経済網の取材に応じ、次のように答えた。
「双方の経済・貿易協力は高度化とモデル転換の新たな段階に入り、貿易・投資・金融協力という3つのエンジンの効果も年々均衡化してきている。中南米との貿易は回復しており、通年ではプラス成長になるとみられる。中国の対中南米投資もこの2年で急増しており、中南米は引き続き中国にとって2番目に大きな投資先となっている。金融面での協力も拡大が続いており、中国は中南米にとって重要かつ安定した融資元の1つとなっている」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月30日